2022年10月21日
こんにちは。
本日は「エビングハウスの忘却曲線」に基づいた記憶のお話です。
人間にとって「忘却」は極めて自然な行為です。
「せっかく知識をインプットしたのに、時間が経つと忘れてしまう」
そのような悩みを、おそらく誰もが経験したことがあることでしょう。
殊更、勉強をする生徒さんにおいてはそれが顕著であると言えるに違いありません。
なぜならば、勉強とは基本的に「多様な範囲に渡る大量の情報のインプット&アウトプットの繰り返し」なのですから。
ヘルマン・エビングハウスは19世紀から20世紀にかけて活躍したドイツの心理学者です。
彼は当時としては実験的であった記憶に関する研究に取り組み、多くの有名な発見をしました。そしてその中でも特に広く知られているのが「忘却曲線」です。
忘却のペースは、曲線を描きます。
エビングハウスによれば「記憶とは指数関数的に失われていく」ものであり、知識の吸収からなんと20分以内に急激な記憶の減少が起こり、1時間以内での忘却量も著しい、というのです。
その忘却曲線が下降のペースを緩めるのは1日後です。ですが、そのころにはインプットした情報の多くが抜け落ちてしまっています。
インプット直後に記憶の呼び起こしを挟むことが重要だ、と言えるでしょう。
授業中であっても、自習中であっても、このプロセスを経ているか否かが、長期に渡って学習成果に多大な影響を及ぼす要因となります。
1対1の完全個別指導では、インプット&アウトプットの量が圧倒的に多く、細かくなり、記憶の定着のための働きかけも最も効果的なタイミングを逃すことなく行うことが可能です。
授業をご希望の方は、ぜひ下記の問い合わせ先まで。
お電話はこちら
048-649-3344
資料請求はこちら
資料請求フォーム
KATEKYO学院大宮駅東口校 教務部