カテキヨースタッフより！

2022年10月28日

特色選抜とは？

　高校受験を控えた中3生とその保護者の皆さん、栃木の県立高入試は一般的な学力検査の他、「特色選抜」という入試方法がありますが、しっかり把握されてますでしょうか？特色選抜はいわゆる自己推薦で、受験者自身が志望理由を書き、願書と共に提出することで受けられます。
　また、志願理由書以外に「内申書（調査書）」や「面接」に加え、高校が選択して実施する「作文・小論文」の結果などを加味し、各高校の基準で合否判定しています。
　つまり、特色選抜では学力はもちろん、面接や作文、小論文など受験生自身が「意見」や「思い」を学校側に伝えられるかどうかが重要となります。

【志望理由書】
何故その高校を志望するのかを事前に提出。自己アピールの場でもある。また、面接での質問内容にも影響がある。
【内申書（調査書）】
中学校での成績はもちろん、部活動や委員会活動などの記録も記載されている。
【面接】
個人面接と集団面接があり、どちらか、または両方実施する高校がある。服装などはもちろん、姿勢や視線などの基本動作については、事前対策が必要。
【作文・小論文】
作文と小論文のどちらかが必要。50分で500文字程度でそこまで難しくはないが、事前対策があればなお良い。

「学力検査を回避できるから楽な受験」のような考えを持つ生徒さんが毎年いますが、2022年度の特色選抜入試出願倍率は1.74倍で、高校によっては３倍を超える学科もあり、必ず合格できるものではありません。
特色選抜の受験をする場合、受験の対策として多くの時間と労力を割いての準備が必要となります。その間、5科の勉強を疎かにしていいわけではないため、覚悟をもって受験することが必要です。

KATEKYOのプロ教師は、受験に関する対策もご対応いたします。受験のサポートが必要な方は、お早めにご連絡ください。

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