カテキヨースタッフより！

2022年10月5日

一攫千金勉強法　～小澤先生～

「一攫千金」というのは最も愛される四字熟語ですが
現実には私たちがこうした幸運にあうことはまずありません。

宝くじを買いに行って空から落ちてきたカラスのフンに当たった
という話は聞いたことがありますが、高額の賞金に当たったという
宝くじ愛好家は身近にはいません。

宝くじはさておき、私たちが検証しようとしている勉強法において、
「一攫千金」状態はどのくらいの確率で起こるものなのでしょうか。
それを考えるには、まず一攫千金の定義から始めなければなりません。

「攫」というのは「つかむ」という意味です。
一攫千金が成立するためには、正確な場所を探り当て、かつそこに
大量のご褒美がうまっていなければなりません。

とすると、すでに気付いたみなさんもいるでしょうが、
果てしない学問の世界は一様に広がっていて、一か所を掘れば
それですべて分かるということはありえません。

難しい言葉を使うと、一攫千金と勉強はカテゴリーが違っていて
仲良く並ぶことはできないのです。
簡単に言うと「一攫千金」勉強法が成立する確率はゼロということになります。

詳しい検証に入る前に「一攫千金」勉強法は悲劇的な結末を迎えてしまいましたが、
しかし！
ここでみなさんによいお知らせがあります。

「一攫千金」に近い幸運に、裏の畑でポチが活躍する
「ここ掘れワンワン」があり、みなさんもこの心躍ることばを
何度か耳にしたことがあると思います。
自分の力で切り開く「一攫千金」に対して、頼れる人のアドバイスを
受けるのが「ここ掘れワンワン」になります。

一回のご褒美は少ないものの、皆さんが日々励んでいる勉強法は
実はこの「ここ掘れワンワン」なのです。

次回は、不滅の法灯にも似て学問の世界を照らし続ける
「ここ掘れワンワン」勉強法に迫っていきます。

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