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カテキヨースタッフより!

2023年4月19日

2023-4-19 「何のために」が大事という話

皆さんこんにちは!プロ家庭教師による個別学習塾、KATEKYO学院 日立駅前校です。
聞いてはいたし、予想もしていたけど・・・暑かったですね~。
自習に来たある生徒さんは「完全に服装間違えた」と後悔していましたww
明日もいい天気のようなので気をつけましょう!!

今日は昨日とはまた別の生徒さんから生物の質問が。
「クエン酸回路って何のためにあるんですか~?」と。
とても良い質問です!生物の勉強をする上で一番大事な「何のために」ある働きなのか、というところに着目できているのはさすがです。

で、ここからは生物取ってない人にはつまんない話かもですが、酸素を使う好気呼吸では、ミトコンドリア内でクエン酸回路と電子伝達系という2つの反応が行われます。
このうち、好気呼吸最大のメリットは電子伝達系による大量のATP合成(たくさんエネルギーを取り出せる)です。このATP合成はATP合成酵素という、そのまんまの名前の酵素の中を水素イオンが通り抜けることでATPにエネルギーを閉じ込めることができるようになっています。(光合成における電子伝達系も同じく酵素でATP合成を行っています)
で、大切なのはいっぱいATPを合成するなら、水素イオンもいっぱいあると良いよね、っていうことです。
お手元に教科書などがあれば見てほしいのですが、回路のいたるところで NAD+  → NADH、H+ と回路から水素や水素イオンを取り出している様子が書かれていることに気が付きますよね。
(ここでNAD+に水素イオンが結合して、どうしてNADHになるの?って思った人はセンスあります。ヒントはNADH、H+となっているところ。答えが知りたい人は気軽に教室に来てくださいね。絵に書いて説明しますww)

回路でATP合成もちょこっと(2mol)しているのですが、なによりも電子伝達系に多量の水素イオンと電子を受け渡すこと、がクエン酸回路の一番の目的と考えて良いかと思います。

で、この「ATP合成には水素イオンがいっぱい欲しい」という感覚があると、光合成を勉強するときにチラコイドでの反応の意味も「あ~、だから水をいっぱい分解して水素イオンを作ってるのね」とピンとくるはず。

もちろんクエン酸回路について細かく見ていけば、もっと色々あるのですが、現象をまるっと覚えることよりも「何のため」に目を向けると重要度の高い知識が何なのかも自然と入ってくるし、応用も効く、ということです。

丸暗記に頼らない勉強にはコツがあります。一人でやれば大丈夫、と思ってもコツを理解するともっと楽ができるはず。細かく知りたいという方はぜひご相談に来てくださいね。

蛇足。
生徒さんからMBTI診断なるものを教えてもらって、さっそくやってみました。
結果は主人公型(ENFJ-A)。"多くの場合、政治家やコーチ、教師として、人々が目標を達成し、世界に貢献できるよう手を差し伸べて励ましています。"だそうで。。。
たしかに、コーチとして生徒さんの目標達成のお手伝いに喜びを感じています。本当に当たるんですねぇ。
興味があればやってみてくださいね!


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