2022年11月30日
英語文型では言葉の並べ方にしっかりとしたルールがあります。
Sは主語、Vは動詞、Oは目的語を表します。
五つの文型に分けられた中の一つ、SVO文型を見ていきます、
日本語の助詞に当たる言葉が英語にはありませんので、Sの位置にある言葉は(主語)で「~が」と訳し、Oに当たる言葉は(目的語)で「~を」と訳します。
たとえばこんなSVO文型の二文を比べてみましょう。
S V O
A dog chased a cat. 「犬が猫を追いかけた」
A cat chased a dog. 「猫が犬を追いかけた」
上記の二文は使っている言葉はまったく一緒ですが、内容は正反対になります。
ビートルズのヒット曲を二曲、紹介します。タイトルがまさにSVO文型となってます。
S V O
①She loves you 1963年リリース
②And I love her 1964 年
SheとIはS(主語)です。それぞれ「彼女は」「私は」と訳します。
youとherはO(目的語)です。「あなたを」「彼女を」と訳します。ですから、
①は「彼女はあなたを愛してる」と、客観的な事実を
②は「だから私は彼女を愛してる」と、心情を訴えます。
ちょっとブレイクです。①のsheと②のherが、同一人物だったと仮定します。
ここで、あなたに質問します。
①と②の二曲あわせて、、、
Q1.登場人物は全部で何人いますか?
Q2.恋愛ベクトル(矢印)を図示してください。
あなたの回答を聞かせてください!
そして、最後にアンコール
Please Please Me 「どうぞ、わたしを楽しませてください」1962年