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カテキヨースタッフより!

2022年3月7日

2022茨城県立高校入試【英語講評】

【問題構成変わらずも英作文問題に異変!】

〈出題内容〉
出題の内容はリスニング1題、語彙文法問題1題、長文読解3題(うち1題は対話文)、英作文(語句整序問題)1題の大問6題、小問数は42問であった。大問数と出題構成は例年通りであるが、短文を書く設問がなくなり、特に注目すべき変更点としては英作文の問題が記述式から選択式の語句整序問題へと変更されたことである。近年の傾向を踏まえ英文を書く練習を繰り返してきた受験生にとっては訓練の成果を発揮できない試験内容となった。

<対策>
配点の30%を占めるリスニングとおよそ50%を占める読解問題の対策が中心となる。リスニング対策としては、教科書付録のCDに加え、NHKのラジオ講座『基礎英語』シリーズを活用してみると良いだろう。特に『基礎英語3』はオールイングリッシュ放送で、上位高を受験する受験生には格好の内容である。リスニングが苦手であっても毎日欠かさず聴き続けることによって音声やイントネーションに慣れることができる。ぜひ英語を聴くことを日課にしよう。

試験の中心となる読解問題については、設問の英語も含めて語数も多く、速読力と正確な内容把握が要される。そのためには教科書だけでは対応することは困難である。普段から様々な英文を読む練習を心がけたい。中学生でも読みこなせるペーパーバックや絵本なども活用してみてはどうだろうか。 以上、長文読解を中心とする応用問題への取り組みが重要となるが、しかし英語の基本はなんといっても単語と文法の知識である。とりわけ単語の学習を基本に据えておきたい。

本県の問題は伝統的に英語のスペリングが出題されることから、意味の把握だけでなく正確に綴れるよう練習をしておこう。地道な努力が必要ではあるが、地味な努力を厭うことなく繰り返せることが外国語学習の王道であることは昔も今も変わりはない。

水戸駅前校教師 小林(健)

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