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カテキヨースタッフより!

2022年10月6日

[コラム]歌いながらリスニングスキルを身につけよう

英語メロディーを何回も聞く ⇒ 覚えたら正しく発音する ⇒ 真似て歌ってみる
これを繰り返しエクササイズします。

ビートルズのスローなナンバーがおすすめです。
イギリス出身なので、アメリカ英語には不適切ではないか?心配ありません。

今日の課題曲は #Yesterday です。
ロックンロールのアイドルとして世界中のファンを魅了していたビートルズ1965年の作品。「騒がしい」ロックバンドが弦楽四重奏をバックに、バラードを歌ったというので話題となりました。

“yesterday"と非音化して、語りかけるように歌は船出します。
やがて、韻の波が打ち寄せます。具体的に見てみましょう。

1, Yesterday、、、、trouble、、、、 far away、、、、 here to stay 【ei】
2, Suddenly 、、、、 used to be、、、、 shadow 、、、、over me 【i:】
# Why she had to go 、、、、 I don!t know 【ou】
3,Yesterday、、、 love、、、、game to play、、、 I 、、、、hide away 【ei】

1節、2節、3節の最後の音を【ei】【i:】【ei】と韻を踏みます。脚韻といいます。
#のサビ部分でも【ou】と音を揃えます。中間韻といいます。
失恋の痛みが広げる波紋を、繰り返す韻が受け止めます。
身体と感情の現実にすーと折り合いが付きます。

詩の内容は、
1.昨日までは悩みは何一つなかった。しかし、今、
2.突然、影(別れ)がふりかかる。
3.恋はゲームのように楽しかったが、今は身を隠したい。
#「大切な人は去ってしまった。別離の理由は分からない。」と悔悟します。

2013年のインタビューで作曲者のポールマッカートニーが
「14歳のとき、母親を亡くしたんだ。」と回顧します。
母メアリーとの別れがこの曲の隠れたテーマだったと初めて知りました。
喪失の痛みが名曲を作るのか、と思う。

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