2024年5月31日
こんにちは!カテキヨー太田スタッフです。
晴天続きの5月も終わり、梅雨空に日差し恋しい6月となります。
さて、先日の新聞に気になる記事がありました。
「保護者が休職 塾代を補償」
保護者が働けなくなった場合に、子どもの塾代や習い事の費用を補償する商品を東京海上日動火災保険が10月から始める。(5月27日付 朝日新聞)
保護者が死亡や重い障害を負った時の学費補償は今までもありましたが、新しい補償では病気で働けなくなった場合でも保険金が支払われるようになります。
学校やPTAが契約する団体保険の特約のため、対象が子ども本人となるので、学費に限らず塾や習い事など、子どもの学びにかかわる費用に広く充てられるとのことです。
一人の親として実感するのは、習い事をさせないと子ども同士で安心して遊ばせられる場所や機会が本当に少ないということです。
昔、放課後に近所の公園で年齢関係なく遊ぶ中で自然に学べた人との関わり方や礼儀を、今は教室やスクールに求める親御さんも多いのではないでしょうか。
先頃は、慶應義塾長の国立大学学費値上げの提言や、東京大学の学費値上げ検討に対する学生たちの声も大きな話題となりました。
教育費の負担が、少子化にも少なからず影を落としていると言われます。子どもたちの可能性の芽を、本人の資質・努力と関わりのないところで摘まれてしまうのはもったいなく思います。
教育業界のみならず、今回のように様々な立場から未来ある子どもたちへの継続的な支援が広がっていくことを願います。