2022年9月2日
「小学校低学年からの塾通いは必要ですか?」と聞かれたら、私は「必要です!」と答えます。
この質問は、ご来塾いただいた保護者様や、電話でお問合せいただいた方からの質問ですが、私が必要であると答える理由は3つあります。
①基礎力(国語力・計算力)を備えるため→『賢い地頭を育てる』
②苦手意識を作らないため→『10歳の壁を作らない』
③「プレゴールデンエイジ(4歳~8歳)」から「ゴールデンエイジ(9歳~12歳)」は、神経回路の形成時期だから。
『賢い地頭を育てる』とは
小学校低学年で習うのは「足し算」「引き算」「九九」です。
この計算を侮ることなかれ!正確で速い計算力は近い将来の受験期に武器になるのです。
国語力は周知のように全ての教科に必要な力です。「音読」「書き写し」は単純な作業に思えますが、実は句読点の位置や改行、文の切れ目なども本文と同じように写すことで、物語や文の構成、さまざまな言葉の知識までを知ることができます。
『10歳の壁を作らない』とは
数学が苦手だったり、国語が苦手だったり、この「苦手」という言葉を聞き始めるのが、ちょうど小学3年生から4年生ではないでしょうか。私も2児の母親ですが、ちょうどこの学年は「ギャングエイジ」とも言われ、好奇心旺盛な時期でもありますが、少し反発を覚える時期でもあります。親からの自立へのファーストステップです。この時期に『10歳の壁を作らない』ということは得策と言えるでしょう。
『プレゴールデンエイジ』とは
先ず「ゴールデンエイジ」とは9歳から12歳の時期を指し、多くの神経回路が形成される時期です。私もよく「子どもたちの脳は柔らかい」と感じますが、これは教室で中学受験の授業を見ていると、難しい問題をいとも簡単に解く子ども達に驚きます。「見よう見まね」が上手で速い!
大人になると覚えることが苦手どころか物忘れが激しくなりますが、子どもの頃に覚えたことはしっかりと覚えていたり、身についていたりしますよね。
この「ゴールデンエイジ」を逃すことなかれ。そのために大切なのが「プレゴールデンエイジ」と言われる4歳から8歳の時期です。この時期にたくさんの経験をすることが大切です。特に経験してもらいたいのが「没頭すること」=「集中力」です。短い時間でよいと思うので、小3までに“計算勉強に没頭する"であったり、“文章の書き写しに没頭する"など、一例に過ぎませんが、勉強に没頭することを知ってほしいと思います。
五反田教室には、受験生だけでなく、この「プレゴールデンエイジ」と言われる小学校低学年の生徒さんも通ってくれています。
興味のある方は是非お問合せください。60分の無料体験も可能です。
五反田駅前校
教室責任者 佐藤あづさ