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2022年9月16日

【英単語】イメージでの記憶は忘れにくい

みなさんこんにちは。
本日は言語記憶についてのお話です。

さて、みなさんは日本語の単語の意味をどのように記憶していますか?

─そんなの覚える必要なんてない?
─言葉を聞けば自然とイメージできるのだから、わざわざ考えてなどいない?

そうです。暗記などしていません。
私たちは日々数えきれないほどの単語を使って話していますが、その意味を毎日復習しているわけではありませんよね。

英単語だって同じなのです。
英語も日本語と同じ言語なのだから、その理解に際して脳の基本的な使い方は変わらないのです。
ただし私たちにとって英語は母国語ではないので、能動的に学習して覚えていくというプロセスが求められます。

では、前段の話を踏まえたうえで、効率的かつ長期的に外国語を習得するために大切なことは何でしょうか。
ここでは英単語についてひとつお伝えします。

それは単語の意味を必ず複数参照すること。

それだけ?そう、それだけです。
わからない単語の意味を調べるときに、少なくとも2~3の意味に目を通して、そのイメージを頭の中で練り上げましょう。
この一手間で記憶の持ちがちがいます。

例えば"desperate"という形容詞があります。
「絶望的な」「やけくそになった」などの意味で覚えている方が多いでしょう。

では下のこの文章、あなたならどのように和訳しますか?

"She's desperate for attention."

"attention"は一般的に「(人の話や重要なこと、危険なことなどに対する)注意、注目」ですから、
「彼女は身の回りの危険などに注意をすることに関しては、絶望的なほどに苦手である」?

答えは驚くほどに異なります。

正解は……

「彼女は注目を集めるためなら何でもする」

"desperate"には「~をしたくてたまらない/必死の、死に物狂いの」という意味もあるのです。イメージで捉えてみると確かに、「やけくそになった」という意味と接点が結べます。
「絶望的な」とのみ覚えていたら、この正解には辿り着けません。

「この英単語には必ずこの日本語を当てはめればよい」という万能な正解はありません。
複数の意味を参照することが、英単語の暗記から長文理解に至るまで、大きな力となっていくのです。

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