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2021年8月23日 by KATEKYO学院 栃木
KATEKYO学院・鹿沼教室だより イン・ザ・ハイツ 8/23
皆さんこんにちは、もうすぐ夏休みも終わってしまいますね。
2学期の準備は済ませてしまっていますか。まだ万全ではない人は急がなければなりませんね。
さて、映画の話です。先日、休日を利用してシネコンで映画を観てきました。
ドミニカ、プエルトリコ、キューバ、などのカリブ海からの移民、つまりヒスパニック系2世を中心に、アメリカの都会の貧民区に暮らす人々の日常生活を綴ったラップを主体にしたミュージカルです。
カリビアン、ラップミュージカル、移民など、普段の生活からは遠く離れた設定なので、逆に興味深々で映画館に入りました。ミュージカル映画は好きで、これまでにマンマミーア、ラ・ラ・ランド、グレイテスト・ショーマンと主な作品は観てきました。そんな中、始めはミュージカルにラップは果たして合うのだろうかという疑念もあったのですが、元々はラップは日常会話をユニークなイントネーションと節を付けてリズミカルに表現したものなので、いざ幕が上がると、その独特な世界に違和感なく入り込むことができました。
主人公のドミニカン2世の青年は、故郷のドミニカにこそ自分の理想郷があると信じ、いつの日にか故郷に帰って錦を飾ることを夢見ますが、苦難が続く生活の中で、「ここではないどこか」に自分の居場所を求めるのではなく、現状を打破して、今いるまさにその場所で幸福をつかむべきである。ここが我々の故郷なのだと思い直します。
ここでやり遂げることが出来ないことが、他の場所で果たしてやり遂げることができるのか、ということは、私も常に肝に銘じていることです。
勉強に、学校生活に、人間関係に、みなさんもいろいろと苦労が絶えないと思いますが、努力の先にはきっと素晴らしい未来が待ち受けているはず、そう信じて嫌なことも乗り越えて共に頑張りましょう。
KATEKYO学院・鹿沼教室・教室長 萩原